錦織 クレー巧者も逆転で撃破 準々決勝へ

南米ブエノスアイレスで行われている、男子テニスのコパ・クラロ。

２２日、シングルス２回戦に世界ランキング１７位で第４シードの錦織圭が出場。
彼にとっては全豪以来の個人戦だ。

２０日の１回戦では、元世界１位で０３年全仏オープン覇者のベテラン、
現在世界ランク４７位のフアンカルロス・フェレーロ（スペイン）を
圧倒して破っている。

今回の相手はビクトル・ハネスク（ルーマニア）だったが
３―６、７―５、６―１の逆転で撃破、準々決勝に進んだ。

錦織は第１セットを落とし、２セット目は接戦の末にとってタイ。
その後は終始落ち着いた様子でサーブも的確に決め、
クレー巧者のハネスクに逆転勝ちを納めた。

これまで２月は米国でのハードコートの大会に出場していたが、
今季は４月からの本格的なクレーシーズンに備えるため、南米での戦いを選んだ。

「今は自信を持ってプレーできるので、自分のランキングをもっと上げていきたい」
とは戦前の錦織の言葉だが、
得意のストロークが発揮されるクレーコートなら快進撃は続くだろう。

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